<日本ハム6-2DeNA>◇22日◇札幌ドーム

 日本ハム陽岱鋼外野手(25)が重苦しい雰囲気を一掃した。2点を追う3回2死満塁の好機で左前打。1点差に迫り、続くスレッジの逆転満塁弾を呼び込んだ貴重な一打は、19試合ぶりの適時打となった。「(最近は)状況判断も悪かった。今日はいい球を打てて、自信になった」と復調に手応えを得た。第1打席は右腕に死球を受けたが「大丈夫です。自分のポジションは(誰にも)絶対に渡さない」と、試合後も頼もしかった。