2軍調整中の中日浅尾拓也投手(27)が長期離脱する可能性が出てきた。右肩の異変を訴えたのが26日ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(雁の巣)に登板した直後。福岡市内の病院で「右肩関節炎」と診断された。今後、精密検査を受ける予定だが、ノースローを余儀なくされることになった。29日、ナゴヤ球場では2軍残留組とともに軽めに体を動かしただけ。ボールを握ることはなく練習を終えた。その後はトレーナー室で右肩のアイシング治療を施した。

 度重なるリリーフ失敗もあり、14日に出場選手登録を抹消された。権藤投手コーチは「技術面が3とすれば心の病が7だね」と話しており、2軍降格はあくまでも心身のリフレッシュだった。浅尾も「できるだけ早く帰るつもりでやります」と意欲を燃やしていた。権藤投手コーチも「昨日(28日)しばらくはノースローと聞いた。ノースローということはすぐに復帰は無理じゃないか。いない間はみんなでカバーするしかない」と渋い表情を浮かべた。

 仮に来月上旬にキャッチボールを開始しても投球練習、フリー打撃登板などの段階を踏めば、実戦復帰はさらにずれ込む。交流戦期間中(6月17日終了予定)の1軍復帰は厳しくなった。権藤コーチも「休みなさいということ。神様のお告げじゃないの」と焦らずじっくりと帰りを待つ姿勢を強調した。