西武渡辺久信監督(46)が4日、若手投手陣への「闘魂注入」でチームに再び活を入れた。西武ドームでの全体練習前、ウオーミングアップに向かう選手の中から大石、十亀、武隈を呼んで、試合での心構えを説いた。厳しい表情で熱く語る監督の言葉は約15分に及び、若手は直立不動で聞き入った。
3人はいずれも前日3日のDeNA戦でリリーフ登板。大石、武隈はピリッとしない内容で失点し、中村の2本塁打を勝利につなげられなかった。渡辺監督は「地位を確立できるチャンスをモノにしろ」「打たれた後のベンチでお嬢さまみたいにシュンとしてるんじゃない。あんなの俺に言わせれば茶番だ」などと強い言葉を並べた。大石は「監督の言う通りだと思います。落ち込んでいても仕方ない。次に切り替えたいと思います」と、目を覚ましたように言った。
前回試合がなかった1日は休日の予定を変更して全体練習を行い、渡辺監督は冒頭で心を1つにして戦うことをチーム全員に訴えかけた。練習でもアメリカンノックを取り入れて重苦しい雰囲気を振り払い、翌2日の快勝につなげた。いまだ波に乗りきれず最下位に沈む現状打破に向け、今度はピンポイントで刺激を与えた。【大塚仁】




