<広島3-7ソフトバンク>◇9日◇マツダスタジアム
やっと勝てた。ソフトバンクが、豪快な「カブ・ぺー」初アベック弾で連敗を8で止めた。
今季2戦目のアレックス・カブレラ内野手(40)が、早くも爆発した。2回無死、斉藤の128キロスライダーをバックスクリーン左へ運んだ。「待望の今季1号だ。ホームランボールは記念にもらいたいね」と上機嫌だ。5月23日以来、17日ぶりとなる白星に秋山監督も「いい本塁打だった。ほんとにね。勢いをつけてくれた」と最敬礼だ。
指揮官の言葉どおり、1死後にはウィリー・モー・ペーニャ外野手(30)が続いた。外角高めのチェンジアップを素直に右に打ち返し、怪力でスタンドインさせた。11号ソロだ。「アレックスに続こうという気持ちで打席に入った。あそこで追加点が取れたのは良かった」。初のアベック弾を喜び、2人は丸太のような腕を突き合わせた。
カブレラは出番に飢えていた。開幕前に右ふくらはぎを痛めて出遅れた。走れないが、福岡市内の西戸崎合宿所では快音を響かせた。だから余計に、もどかしかった。市場孝之リハビリ担当に「お前ももう年(40歳)なんだから、今度ケガを再発させたら引退だぞ」と何度もブレーキをかけられたという。ペーニャとの怪力コンビでアーチ量産が、借金完済への近道になる。【石橋隆雄】
▼カブレラが今季初本塁打。来日1年目の01年から12年連続本塁打をマークした。外国人選手の12年連続本塁打は今季のDeNAラミレスに並ぶ最長タイ。次いで11年連続は51~61年与那嶺要、75~85年マルカーノ、77~87年リーがいる。



