ソフトバンク松中信彦内野手(38)が18日、出場選手登録を抹消された。16日DeNA戦で代打で遊ゴロに倒れた際に一塁にヘッドスライディングし、左手首を負傷。17日に福岡市内の病院で「左手関節捻挫」と診断されていた。全治は未発表ながら、長期離脱となれば巻き返しを図るチームに大ダメージだ。
松中の体を張ったプレーは思わぬ代償を支払うことになった。17日はフリー打撃を回避するほどで「力が入らない。検査を受けてみないと分からない」と深刻な顔だった。骨に異常はなかったものの、左手首は10年10月に手術を受けた古傷。デリケートな部分でもあり、首脳陣は抹消を決断したもよう。今後の回復具合が注目される。
今季の松中はスタメン29試合、代打が20試合。打席数が少なく打率こそ2割7厘だが、相手投手に重圧を与え17四球を引き出している。5月には史上27人目となる通算350本塁打を達成。出番は減っても、球界屈指の「アーチスト」として存在感は変わらない。ただ今回のけがで「7、8、9月という大事な時にレギュラーで出られるようにしたい」と語っていた青写真に狂いが生じそうだ。
右の大砲では通算410発の小久保も腰痛でリハビリ中。22日からのリーグ再開を760発コンビ不在で迎える。1カ月間、Bクラスに沈んでいるチームをまたも試練が襲った。【押谷謙爾】



