<巨人7-4ヤクルト>◇23日◇東京ドーム

 ヤクルト先発の村中が、4回に崩れた。1回にウラディミール・バレンティン外野手(27)の推定150メートル特大2ランなどで3点を先制したが粘れない。4回1死から村田、阿部の連打で1点を失うと、せきを切ったように制球を乱す。3つの四球と安打で逆転を許した。「4回は独り相撲をしてしまい、リズムを壊してしまった」とうなだれた。

 潜在能力は誰もが認める魅力を持ちながら、勝負どころで結果が伴わない。小川淳司監督(54)は「出していい四球もあるけど、出してはいけないものがある。今日は下位打線にあれだけ四球を出してしまったことがすべてじゃないですか」と敗因に挙げた。

 林昌勇が離脱し、中継ぎ陣が苦しくなった日に、4回もたずに降板。バレンティンが本塁打を打てば続いた連勝も12試合でストップした。今後について、荒木チーフ兼投手コーチは「うちは他にいない。それぐらいの重圧を感じてやってほしい」と自覚を促した。【前田祐輔】