<ウエスタン・リーグ:オリックス5-3阪神>◇24日◇わかさスタジアム京都

 オリックス井川慶投手(32)とT-岡田外野手(24)が、そろって7月1日ロッテ戦までの10連戦中に1軍復帰する可能性が出てきた。ウエスタン・リーグ阪神戦で、井川が先発し、T-岡田は左太もも裏肉離れ再発後初めて左翼の守備についた。

 井川は、5回69球を投げ2失点(自責0)で「予定通り。疲れは抜けてきた。体調は大丈夫です」。清川投手コーチは次回登板について「1軍次第ですね」と説明。7月7日ロッテ戦の復帰が見込まれていたが、右肘の張りを訴えた金子の状態が不透明であることもあり、29日からのロッテ3連戦に前倒しされる可能性がある。

 T-岡田は7回まで守備につき「そこそこ動けた」。5回には二神から1号ソロも放った。予定は7月3日日本ハム戦だったが、早期合流もある。借金13の最下位からの巻き返しへ、井川とT-岡田が起爆剤だ。