<オリックス3-0ロッテ>◇6月30日◇京セラドーム大阪

 オリックス寺原隼人投手(28)が今季初完封でチームを6月初の連勝に導いた。「試合前のブルペンでは、もっとまっすぐが走ってくれないかと思っていた」と明かしたが、初回2死二塁でサブローを迎え、この日の最速153キロをマーク。続く147キロ直球で見逃し三振に仕留め、3回2死満塁でもサブローから空振り三振を奪った。

 昨年9月28日同戦(ほっともっと神戸)以来の完封で3勝目。「10割の力で行くところとあえて8割の力で行く。それがうまく出来た。思った以上の投球が出来ました」と頬を緩めた。

 岡田監督の顔もほころんだ。交流戦明けの10連戦を借金返済期間と位置付けたが、金子が右肘痛で離脱。井川も本調子でない中、この完封で3勝3敗3分けと踏みとどまった。不安のある左太ももをかばううちに右太ももに張りが出たT-岡田を休ませた試合を取り「これで明日は全員つぎ込めるよ。勝てば来週から変わってくるよ」と手応えを口にした。【堀まどか】