<ソフトバンク4-1西武>◇2日◇東京ドーム

 ソフトバンク松中信彦外野手(38)が今季初の4番弾で連敗を4で止めた。7回無死二塁、岸のカーブに「しっかり体が止まった」と右翼席へ3号2ラン。4番復帰2試合目。「4番らしい打撃ができた。これだけ入ってもらい、最高の本塁打をお見せできた」。元3冠王が「鷹の祭典」で満員の客席に健在ぶりを発揮。2リーグ制後の球団ワースト記録を更新中だった連続本塁打なしも15試合で止めた。

 ▼松中がチーム16試合ぶりの本塁打を放った。ソフトバンクは6月9日広島戦でカブレラ、ペーニャ、松田が打って以来、15試合続けて不発だった。球団史上、15試合以上1発が出なかったのは南海時代の47年に放棄試合を挟んで16試合続けて以来で、2リーグ制後は最長ブランクだった。