<中日1-0DeNA>◇6日◇ナゴヤドーム

 名古屋では負けません。0-0で進んだ10回1死。中日和田一浩外野手(40)がDeNA藤江のスライダーを完璧に捉える6号ソロを左中間席へ運んだ。「5連敗し苦しい状況でしたが先発も中継ぎも頑張って抑えてくれた。何とか勝たないとと思って」。今季2本目のサヨナラ弾、チームを救う劇弾、40歳初アーチに興奮を隠せなかった。

 今季最悪の6連敗を阻止した高木監督も、開口一番「やっぱり名古屋だね」と大喜びだ。権藤投手コーチとのローテバトルも展開した前日までの東京ドーム、神宮遠征の全敗など、東京は今季9敗2分けで関東では15連敗。だが11連勝中だったナゴヤドームに帰り、息を吹き返した。

 「東京では内弁慶と散々ヤジられた。でも我々は内弁慶ですから、せいぜい名古屋で勝って貯金します」。自虐的ながら、本拠での強さにご満悦だ。「今日はベンチの上からもヤジられた。守道、何やってんだ、トロクサイことやっとんだって名古屋弁で。ファンの人もイライラを感じたんでしょ。でもしゃあない」。ご機嫌で舞台裏も明かした。

 ▼和田が今年6月8日楽天戦以来、通算5本目のサヨナラ本塁打。和田は同19日に40歳の誕生日を迎えており、40代選手のサヨナラ本塁打は09年金本(阪神)以来5人、7本目。セ・リーグ2本目で、中日では初。和田は1-0のサヨナラ本塁打を10年5月8日ヤクルト戦でも打っており、1-0のサヨナラ本塁打を2本はハウエル(巨人)金本に次いで3人目だ。なお、中日はナゴヤドームで5月19日西武戦から12連勝となり、中日球場で54年、ナゴヤドームで10年にマークした本拠地球場連勝の球団タイ記録。