<日本ハム5-5ソフトバンク>◇6日◇札幌ドーム
ソフトバンクが終盤の粘りでドローに持ち込んだ。1点を追う8回2死走者なし。連打で一、三塁にすると、本多雄一内野手(27)が2ストライクからの3球目、135キロのフォークを右前へ。同点適時打を放った。
本多は「このまま終われないと食らいついた。負けなかったのは大きい。4点差を追いついた。みんなが集中できて、いいところで打てた」。8回だけでなく5回も2死走者なしからチャンスを広げ、松田の2点適時二塁打、内川の適時打で一挙3点。打線は今季最多17安打。勝ちはしなかったが、粘りは見せた。
秋山幸二監督(50)も「打線はよかった。追いついたしな」と目を細めた。4番ペーニャが5回に右手死球で退いても、7回に代打で出た多村が左前へ適時打を放つなどベンチワークもさえた。明石、松田、内川と3人が猛打賞。5月13日以来の3安打の内川は「僕らが打てないと勝てないのは分かっている。勝ちたかったけど、いいきっかけになれば」と前を向く。
打線の粘りでリズムが出たのか、2番手金沢からリリーフ陣4人が、相手打者15人を無安打に抑える完璧なリレーを見せた。
これで今季日本ハムには7勝2敗1分けだ。札幌ドームでは昨年9月から8試合負けなし。7連勝中の不敗神話も崩れなかった。借金は6あるが、得意の北の大地でベンチのムードも上昇。今日の先発は高卒ドラフト1位の武田。ニューヒーローの活躍で一気に勢いを取り戻す。【石橋隆雄】




