<西武9-5楽天>◇8日◇西武ドーム

 楽天釜田佳直投手(18)がデビュー戦から負けなしの4連勝に挑んだが、またもお預けとなった。先発で5回1/3を投げ4失点。2点リードのまま降板したが、救援陣の乱調で逆転負けし、釜田に勝敗はつかなかった。7月1日ソフトバンク戦も勝ち投手の権利を得ながら、救援陣の失点で白星を逃した。

 2戦連続でリリーフが踏ん張れなかったが、釜田にも疲れが見え始めた。ここ3試合は全てイニングの途中で降板。この日も得点圏に走者を残しマウンドを譲った。9安打4失点はプロワーストで、釜田は「スピードも出てないし、疲れが出てきているのかなと。腕が振れてない」。150キロ近い直球が持ち味だが、この日はほとんどが140キロ前半だった。力みから高めに浮くボールも目立ち、星野監督は「疲れてきてるな。銀仁朗に打たれたのがいかん」と状態の悪さを指摘した。

 守備でも釜田の勝ち星を死守できなかった。1点リードの6回2死二塁、片岡の左前打を捕球した鉄平が本塁へ返球。二塁走者とクロスプレーになり、ハーフバウンドの返球を捕手の嶋が後逸して同点とされた。星野監督は「キャッチャーが捕らなあかん。体を張ってない。捕りさえすればアウト」と苦言を呈した。

 0・5ゲーム差の2位日本ハムが負けており、勝てば2位浮上の状況だった。4、5日のロッテ戦に続いて3度目の挑戦も失敗した。週明けから9連戦が始まる。13日からは日本ハム、ロッテの上位2チームと6連戦。上位進出には釜田の復調が求められる。ルーキーの踏ん張り時だ。【斎藤庸裕】