<巨人3-2阪神>◇8日◇東京ドーム
阪神が巨人に同一カード3連敗を喫し、75試合目にして自力優勝が消滅した。6連敗は07年9月までさかのぼる屈辱で借金は9に膨らんだ。阪神和田豊監督(49)は「ここのところ吹っ切れていない。引きずった戦いになっている。とにかくもう、甲子園に帰ってやるしかない。何とか踏みとどまってやるしかない。甲子園で」と絞り出した。
3回にマートンの中前適時打で1点を先制したが、リードは瞬く間に消えた。3回に村田の同点犠飛、4回に6番高橋由からの3連打で勝ち越された。
名古屋→東京→松山→東京と2週間の長期遠征は、11試合で1勝10敗と黒星を重ねた。7月中の自力V消滅は09年以来。チームには重いムードが漂うが明日10日からは甲子園9連戦が控える。鳥谷は「切り替えるというより(試合は)0-0から始まるんだから、しっかりやっていきたい」と気持ちを引き締め直し、新井貴は「何も考えない。目の前のことに集中して、全力でぶつかっていく」と前を向くしかなかった。
野手キャプテンと主砲は、目の前の一戦に集中することを強調したが、首位巨人との力の差を見せつけられた3連戦だった。【岡本亜貴子】




