<広島2-0ヤクルト>◇8日◇マツダスタジアム
4連勝で新人王へまっしぐら!
広島のドラフト1位右腕・野村祐輔(23=明大)が、ヤクルトを7回無失点に抑え、今季6勝目を挙げた。5月19日から7戦負けなしの4連勝。鯉の新人では98年小林幹英(現投手コーチ)以来の快進撃だ。チームも今季2度目の5連勝。3位ヤクルトに3差まで迫った。
マウンドで表情を変えることはなくとも、内面は熱かった。新人野村が強打のヤクルト打線に立ちはだかった。4回先頭の畠山に中前打を打たれても動じない。バレンティンを低めの直球で遊ゴロ併殺打に仕留めた。
「攻める気持ちを忘れないようにした」
リーグトップを走る24本塁打の相手でも、度胸よく封じた。7イニングでゼロを並べ、今季6勝目を挙げた。
6日のヤクルト戦が降雨ノーゲームとなると、中田と一緒に恩師の自宅に向かった。ちょうどその日、広陵中井哲之監督の50歳の誕生日だった。「リフレッシュできるもの」を渡してお祝いした。この日の勝利にも「いいプレゼントができたと思います」と笑顔だ。プロへの礎を築いてくれた恩師への感謝を忘れることはない。
チームでは98年の小林幹以来となる新人での4連勝となった。新人王争いでも同僚堂林らを1歩リードする。監督推薦で球宴出場を決めた後の最初の試合で勝った。
「選んでいただいたので、いい投球ができてよかった」。防御率1・52はリーグ2位で、胸を張って球宴の舞台に立つ。Aクラスを狙う後半戦も、ルーキーが戦力になる。【中牟田康】



