ソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が14日、今季限りでの現役引退を表明した。
試合後に小久保から引退を知らされたナインは驚きの表情だった。先発した山田は「戸惑いしかないです」。高谷も「そんな素振りは一切なかった。実感はないです」と言葉が出てこなかった。
主将を慕っていた守護神森福は「引退の言葉を聞いた時は寂しいだけだった。6年間一緒にプレーできて光栄。姿勢など勉強することがいっぱいあった」と、受け入れられない様子ながら感謝の言葉を続けた。
選手会長の本多は、100試合を消化しても乗り切れないチームへの、主将の最後にして最大のげきだと捉えた。「今、言うのは何らかの意味がある。今言ってもらって本当によかった。団結する力はすごいものがある。びっくりしたが、いい意味でいい衝撃を選手たちに与えたと思います。うれしい形で胴上げしたい。小久保さんに『ありがとうございました』というのはまだ早い」と、前を向いた。
内川も同じ気持ちだ。「残念だが、キャプテンも残りの試合一緒に戦うと言ってくれた。最後にみんなで喜べるように優勝したい」と表情は曇っていたが力強く「優勝」を口にした。
小久保は「そう思ってくれたらありがたい」と記者会見で話していたが、優勝への思いは確実にナインに届いていた。




