<中日4-3DeNA>◇17日◇ナゴヤドーム
やっぱり動いた。中日高木守道監督(71)が、お得意の前のめり采配で試合の流れをグイッと引き寄せた。1-1の2回だ。1死一、三塁で打者は9番投手の小笠原。その初球に小笠原がバントの構えをして、ほぼ同時に三塁走者谷繁がスタート。「もうしません」と宣言していたスクイズを敢行した。結局、小笠原がバットを引いてしまうサインミスで不発。だが、直後になんとタイムリー。早く勝ち越したいという指揮官の思いがミラクルな展開を生み出した。
「やりたくないけど、そんなこと言っとれん。高校野球もやっとることだし(笑い)」。3回途中にはボールが高めに浮いてきた小笠原をわずか55球でスイッチ。次第に流れが傾くと、1点ビハインドの6回には野本の2点適時打が飛び出し逆転した。「今日負けたらジャイアンツに勝った意味がないやん」。首位巨人とは4・5ゲーム差と変わらず。高木竜、やはりしぶとい。




