<中日0-2DeNA>◇19日◇ナゴヤドーム
あ~あ、やっちゃった…。中日が試合終盤に守備のミスを連発して接戦を落とした。痛恨のミスに高木守道監督(71)も「6連戦のお盆でみんな疲れとったんやない」とあきれ顔だ。昨年9月から本拠地では11連勝中だったお得意様DeNAを相手に今季9度目の完封負け。首位巨人が勝ったためゲーム差も5・5に開いた。
高木監督は怒りを通り越してあきれていた。インタビュー室に入ってきた指揮官はタオルで顔を拭き大きくため息。だが、さすがに黙ってはいられなかった。勝負どころで飛び出した守備のミスについて皮肉たっぷりに話した。
高木監督
最後は俺が(松井佑を)平田に代えんかったミス。あのヒットならホームでアウトだなと思った。外野手とはああいうのを刺して初めて外野手。フライなんかは小学生でも取れるんだから。ああいうのを刺して外野手の仕事でしょ。
問題のシーンは延長10回の右翼手松井佑のプレーだ。2死二塁から内村が右前打を放つと、前進守備の右翼手松井佑が猛チャージ。1度は捕球したが本塁への返球を焦ってファンブルしてしまった。その直前にも高く弾んだ打球を中継ぎ田島と一塁手森野の連係が合わずに出塁(記録は内野安打)を許していた。記録には表れないミスが連発し、敗戦につながった。
序盤から重苦しい空気が漂っていた。今季2度目の対戦となる2年目加賀美に9回まで2安打無失点。5回先頭の井端が左前打を放つまでノーヒットに抑え込まれた。緩急のあるボールに的が絞り込めずズルズルといってしまった。そんな展開も指揮官には覇気がないと映ったのか…。
高木監督
今日はみんな疲れとったんやない。ヨシ、(DeNAに)3連勝という緊張感がなかったんやない。6連戦でお盆だったからみんな疲れとったんやない。まあ、やるより仕方ないんだから。
そんな高木監督の顔もどことなく元気がない。首位巨人は劇的なサヨナラ勝ちを収めてゲーム差は5・5に開いた。【桝井聡】



