<中日0-2ヤクルト>◇26日◇ナゴヤドーム

 あぁ、また0点…。中日が今季2度目の2試合連続完封負けで追い込まれた。大幅に打線を組み替えて臨んだが、ヤクルト村中の前にわずか2安打。これには高木守道監督(71)も「打開策はありません!」とお手上げだ。今季最大の7ゲーム差に広げられた首位巨人と、明日28日から3連戦(秋田、盛岡、郡山)。守道竜が最大の正念場を迎える。

 試合後の高木監督は元気がなかった。今季11度目の完封負け。しかも2試合連続。今季ワーストタイとなる2安打に抑えられた。前日は館山、この日は村中。負の連鎖を断ち切れない打線に、思わず投げやりになってしまったのか。打開策を問われ、こう言い放った。

 「打開策はありません!」

 策は講じていた。前日25日に「4番の貫禄ない」と評した森野を7番に下げ、山崎を据えるなど打順を組み替えた。2番には松井佑を抜てきし、荒木を3年ぶり8番とまさに大シャッフル。だが、皮肉なことにチーム安打数は6安打から2安打に減少。負のスパイラルに「立て直しようがない。あったらやっとる。打ったって点入らん。逆にもう打たん方がいいんじゃない」とぼやき節だった。

 1カ月ぶりに4番を務めた山崎も3打数無安打とさっぱり。左手薬指の負傷を押して出場を続けるベテランは「昨日同様の0点じゃあ、アカンわな。確かに(村中は)良いボールを投げてきてたけど。せっかく監督がいろいろ考えて4番にしてもらったから何とかしたかった」と語った。

 打線の立て直しは急務だ。首位巨人のマジックは着々と減っている。明日28日からの巨人3連戦は総力戦かと問われた指揮官は「今はそれ(巨人に勝つ)しかうちの目標はない。2位の立場としてその姿勢は見せないといけない」と強い口調で話した。全力でG独走を食い止める。【桝井聡】