2軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手(24)が、逆襲への誓いを新たにした。レッドソックス松坂の復活劇から一夜明け、千葉・鎌ケ谷で調整。松坂の477日ぶり勝利に「ケガをしてから、ようやく1勝したんですよね。松坂さんはあこがれの人ですから」と感動した。苦闘中の自分に対し「まだ24歳(と若い)ですからね」と語気を強め、猛烈に発奮した。
失意の2軍暮らしが続く中、松坂のニュースで前向きになれた。同じ夏の甲子園優勝投手で、背中を追ってきた存在。2軍戦4試合連続で結果を残せず「落ち込む時は、落ち込む」と下を向いた時もあったが、開き直った。前日28日は1位指名を決断した山田GMが直々に視察。「ここであきらめてはいけない」との言葉をもらった。連日、心を動かされ「頑張るしかない」と奮い立った。
29日はブルペン入りして75球の投げ込み。次回先発予定の9月4日イースタン・リーグ、西武戦(西武第2)まで中10日と登板間隔が空くため、やや多めの球数で各ポイントを入念にチェックした。25日の同リーグ、ヤクルト戦は「全部、ダメだった。吹っ切っていきたい」と危機感十分にギアチェンジ。尊敬する大先輩から注入した反攻のパワーとシンクロさせ、再昇格へムチを入れ直した。【高山通史】



