<巨人2-4中日>◇29日◇盛岡
一時は1点差まで迫られた。だが竜の救援組は巨人に勝ち越しを許さなかった。高木守道監督(71)も「逆転されてもおかしくないところで、よく1点、1点でよく踏ん張ったよ」と連勝の殊勲とたたえた。
先発エンジェルベルト・ソト投手(30)が6回に2点差に迫られ、1死満塁のピンチを招いて降板した。見せ場はここからだった。2番手ホルヘ・ソーサ投手(35)が自慢の速球主体に村田とエドガー斬り。完璧に火消しした。
そのソーサもイニングまたぎとなった7回は8試合ぶりに1失点。1点差の2死一、三塁で後を託した。だが今度は3番手小林正投手(32)が4番阿部を中飛。流れを相手に渡さず、続く8回に勝利を決めるブランコの2発目を呼んだ。
今季阿部を5打数無安打に抑えている小林正は「1球1球、状況に応じた投球ができました」とにっこり。8回も先頭高橋由をきっちり三振に封じ、田島にスイッチした。さらに勝利のバトンは田島から山井へと受け継がれ、粘る巨人の反撃をシャットアウト。必勝継投ズバリで先発ソトに3勝目がつく理想的な勝ちだった。
権藤投手コーチも「今日はギリギリのところだったけどこれがうちのパターン」と会心の笑顔。鉄壁の投手陣も巨人追撃を猛プッシュしている。【松井清員】



