<巨人6-4ヤクルト>◇21日◇東京ドーム
巨人村田修一内野手(31)が、跳びはねながら歓喜の輪に加わった。顔をくちゃくちゃにしながら、原監督の胴上げ。左足を支え、持ち上げた。この歓喜を味わうために巨人に来た。「原監督から与えられた30本、100打点のノルマには届かなかったけど、チームとして優勝できて良かった」。初めての喜びをじっくりとかみしめた。
初めてのビールかけではドラえもんの着ぐるみで身を包んだ。仲間からビールまみれにされ「めっちゃ気持ちいい。これを夢見てやってきた。みんなが温かく迎え入れてくれて、打てないときも励ましてくれた」と、顔を拭った。
順風満帆というわけではなかった。4番を任されたこともあったが、巨人の4番の重圧は、並大抵のものではなかった。「そんなに簡単にはいかないし、そんなに人生は甘くないと思っていた」。それでも下を向かずに、やって来られたのは、この日のためだった。
打てない時は、しっかりと守った。ホットコーナーを最後まで守り通した。「守備でも貢献できたかなとは思います。長いシーズンで三塁をケガせず固定できたというのは多少なりとも貢献できたかなと思います」。しっかりとした守備を前提とした今季の巨人を村田なりに支えてきた。だからこそ、深い喜びが味わえた。



