中村GMの決めゼリフで阪神西岡が誕生!?
阪神中村勝広GM(63)が2日、ツインズを自由契約となった西岡剛内野手(28)の獲得へ「殺し文句」を準備することを明かした。今月中旬にも行われるとみられる初交渉に出馬する方針で、その席で条件提示と合わせて、西岡の心を揺さぶるフレーズを用い、獲得を決める。
西岡との交渉に出馬する中村GMが“恋人”の心を揺さぶるような名文句を練り上げることを宣言した。
「あれだけの選手だからね。まだ、具体的には決めていないけど、殺し文句を考えておくよ」
西岡がツインズ自由契約となってから数日、すでに阪神側は西岡の代理人と接触し、初交渉の日時をすり合わせている。獲得は秒読み段階へと突入。球団幹部が「あと1週間くらいかな。担当者から話が来ると思う。それからになると思いますよ」と話すように、担当者レベルでの調整を経て、いよいよ中村GMが出馬する直接交渉の準備が整う。
注目の初交渉の場で、どう西岡にアプローチしていくのか。条件提示はもちろんだが、ハートに訴えかけることも必要だ。すでに坂井オーナーが「お手本というかリーダーとしてやってもらいたい」、和田監督が「スピードがある。ロッテ時代に対戦していて、すごく嫌なタイプの選手だった」など絶賛、期待の声を並べている。チームの思いを集約し、直接本人に届けるのが、中村GMの決めゼリフとなる。
阪神で最も有名な「殺し文句」が96年、西武からFA宣言した清原を獲得に乗り出した際、吉田監督が放ったこのセリフだ。「(ユニホームの)縦ジマを横ジマに変えてでも、君が欲しい」。残念ながら清原は、長嶋監督が「思い切って、僕の胸に飛び込んで来てほしい」と口説いた巨人を選択した。プロである以上、条件面は重要だが、心意気を感じられるかどうかも決断の要素になる。
米大リーグ関係者によれば西岡は出場機会に飢えており、自分の力が必要とされる球団に移籍したい願望が強い模様。阪神の現状では、西岡は補強ポイントに合致する戦力であり、再建を託す中心選手として期待も大きい。いかに言葉にして相手の胸へと響かせるか。中村GMの最初の大仕事が近づいている。




