阪神が福留孝介外野手(35)の獲得交渉を近日中に開始することが5日、分かった。ツインズを自由契約となり、獲得が決定的となっている西岡とともにダブル獲得を目指す福留についてはこれまで、外国人補強と並行しながらという方針だった。が、すでに水面下で接触し、球団の方針を伝えている。この日、甲子園の事務所で中村GMと南球団社長らによる“緊急編成会議”が行われた模様だ。

 中村GMは「いろいろな角度から、社長にも相談しながら。オーナーにも話さないといけないし。最終的な方向性が出たというところには至っていない。結論は出ていない。当然、現場監督の意見も聞かないといけない。シーズンが終わるまでは、そっとしておいてあげたい」。若手育成、外国人補強などの観点から球団内にはさまざまな意見があるため、慎重な言い回しに終始したが、関係者によれば、意見統一はほぼ終わっており、近日中に本格交渉をスタートさせる準備を整えているという。

 今季、ヤンキース傘下の3Aスクラントンを自由契約となった福留には古巣中日が獲得意思を表明し、DeNA、楽天などが興味を示しているとされるが、阪神側は他球団を上回る条件を用意している。球団首脳は「条件面での問題はない」と断言しており、西岡とともに再建の柱となる大物獲得へ、全力で向かう。