<オリックス3-1ソフトバンク>◇5日◇京セラドーム大阪

 大阪でのラストゲームを終えたソフトバンク小久保裕紀内野手(40)に、観客のスタンディングオベーションが待っていた。万雷の拍手。打席時のテーマ曲、SMAPの「ありがとう」が敵地でも流れた。帽子を取って何度も手を振った。最後に一礼して、グラウンドを去った。感動的な場面だった。「あんなに俺のファンがいたんやなと思った。関西出身(和歌山)やから。どうあがいても、ここにはもう来ないしね」。ちょっぴり感傷に浸った。

 最後の打席で見せ場はつくった。0-2の7回2死満塁から代打で登場。惜しくも二飛に終わった。それでも、すぐに観客から拍手が沸いた。「ヒットと思ったけど詰まった。あれだけの声援の中、ありがたいです。残り2試合もしっかりやりたい。CSから日本一の可能性が残っている。それに向かってやるだけ」。最後の1秒まで主将としてチームを支えていく。