<楽天2-1ソフトバンク>◇6日◇Kスタ宮城
「5番サード」OKだ。ソフトバンク松田宣浩内野手(29)が今季初めて1番三塁でフル出場した。10年7月10日ロッテ戦以来の打順。秋山監督は「打席数、打席数。(5打席目は)回って来なかったけど打席に立たせないとね」と話し、打席感覚を高めるための特例措置だと説明した。松田は右手骨折から復帰2試合目。CS用打線にはめ込む最後のピースを、急速で仕上げにかかった。
松田は今季初対戦の辛島に4打数1安打。8回は1ボール2ストライクからチェンジアップに下半身を粘らせ、バットの先で拾うような中前打を放った。ハーフスイングは2度ともスイングを取られたが、1軍レベルの球に対する自分の反応を確認でき、「試合前に(1番を)言われ、配慮してもらいました。だいぶ見られるようになりました」と収穫は大きかった。
「1番松田」がCS向けの攻撃的な特別オプションになる可能性について、秋山監督は右人さし指を左右に振って否定。あくまでも5番に置いて打線を機能させる構えだ。「間隔が空いても、自分のスイングは体に染みついているものだからね」と、好調時の感覚を1日も早く戻させる。
残る8日オリックス戦(福岡ヤフードーム)に向けて、松田は、「あと1試合あるのでいけると思う」ときっぱり。骨折前は、打率と打点でチームトップだった。3番内川、4番ペーニャ、そして、5番松田。ようやく主軸にベストメンバーがそろう。今季最後の楽天戦に敗れたものの、13日に開幕する西武とのファーストステージをにらんだ戦いは始まっている。【押谷謙爾】



