阪神は16日、13年シーズンの監督、コーチ全スタッフを発表した。兵庫・西宮市内の球団事務所では、山田勝彦1軍バッテリーコーチ(43=前オリックスバッテリーコーチ)が就任会見。戦力の底上げを誓った。
阪神に復帰した山田1軍バッテリーコーチは「準備野球」をたたき込む。阪神での現役時代と楽天コーチ時代に野村監督の指導の下で腕を磨いた。就任会見では試合までの準備で勝負が決まるという教えである「準備野球」という言葉を繰り返した。「捕手は準備野球です。試合時間は3時間だけど、そこまでにいかに時間をかけられるか。試合が終わってからの反省を大事にしていきたい」。さらに、叱る、褒めるを使い分け、以心伝心の関係を築く自己流も加える。小宮山、今成ら、藤井彰に続く若手捕手の育成に期待が集まる。
◆山田勝彦(やまだ・かつひこ)1969年(昭44)7月2日、愛知県生まれ。東邦から87年ドラフト3位で阪神に入団。92年には114試合に出場し、2位躍進の立役者になった。03年に日本ハムに移籍し、05年引退。実働16年で795試合、360安打、21本塁打、130打点、2割5厘。引退後は楽天コーチを経て、今季はオリックスコーチを務めた。



