楽天伊志嶺忠捕手(27)が、背水の覚悟を示した。秋季練習2日目の17日は守備練習などで汗を流した。昨年は右足の腓骨(ひこつ)を骨折し、キャンプ5日目でリタイア。「キャンプを乗り切るのは最低目標。ケガしたら終わりだと思ってます」と口元を引き締めた。
昨季、嶋に次ぐ第2捕手として頭角を現し、今季も期待されたが、11試合の出場に終わった。6月中旬に2軍降格して以降は、ルーキー岡島の台頭もあり、1軍昇格はなかった。「岡島はいいバッティングしますからね。負けてられないです」と、同じ左打者の捕手としてライバル視。ただ、あくまでも目標は正捕手の座。「チャンスはなくはないと思います」と虎視眈々(たんたん)と狙う。
秋季練習から1軍で指導する田代打撃コーチの存在も心強い。1割6分7厘の結果を振り返り、「今年ダメだったのはどうしてか、田代さんと話しながらやっていけたら」と話した。5年目となる来季に勝負をかける。【斎藤庸裕】



