阪神の秋季練習が18日、スタートした。新井良、小宮山らと育成の藤井宏ら野手11人と岩田、渡辺、久保田の3投手が参加。雨天のため甲子園新室内練習場での始動となったが、個別練習も含め、異例の4時間半。和田豊監督(50)は長時間練習について「やるよ」と短い言葉に決意を込めた。
新任の水谷実雄チーフ打撃コーチ(64)は初日から精力的に動き回った。ウオーミングアップ後、野手全員を集めて身ぶり手ぶりで指導。下半身の使い方やボールの捉え方、バットの出し方、強い打球を打っていく方針を11分間も説いた。同コーチは「速球打ち」を掲げている。コンパクトに強いスイングをすることの重要性を説き、今季限りで引退した金本知憲氏を例に出して説明したという。
その後も和田監督、関川打撃コーチと意見交換。フリー打撃中には、野手転向2年目、身長192センチの育成黒田の元に何度も歩み寄り、熱心に助言。黒田は「でかいんだから、小さくなったら動きづらいと、そういうことを注意された。かと言って、突っ立ってもダメだと」と話した。和田監督も黒田にマンツーマン指導を行った。黒田は「ああやって監督と話したのが初めてなんで、すごくうれしい」と感激していた。



