楽天の「ボブ」こと川井貴志投手(36)が20日、オフのテーマに球速アップを掲げた。Kスタ宮城での秋季練習に参加中の左腕は、14年目の今季も貴重な“夏男”ぶりを発揮した。先発が手薄となった5月に1軍昇格。8試合で2勝1ホールドと、前半戦の苦しい時期を支えた。だが、本人は「今年はスピードが出なかったんです」と、最速が140キロ台前半にとどまったことに不満を漏らした。

 「145キロは欲しい」と言うのには、理由がある。「投球の幅を広げたい。スピードがあれば、使い勝手が良くなる。先発はしたいけど、中継ぎも狙っていきたい」と明かした。ここ3年は先発起用がほとんどだったが、登板機会を増やすことが第一。「球速をつけて左のワンポイントでもいいし、先発が崩れた後のロングリリーフでもいい。筋力アップしますよ」と、やる気満々だ。球速アップへ、上半身のウエートトレーニングを増やす。【古川真弥】