楽天高堀和也投手(25)が6日、極めてシンプルな来季目標を掲げた。倉敷秋季キャンプの第2クールがスタート。3年目の今季、9月に1軍デビューを果たし、3勝を挙げた右腕は「来年は1年間、1軍にいられるようにしたい」と言った。

 きっかけは、球界を代表するセットアッパーの言葉だ。「(中日)浅尾さんは毎年の目標を聞かれると、いつも『1年間、1軍に』と言うんですよ。考えてみたら、ずっと1軍にいれば、成績も残りますからね」。具体的な数字ではなく、常に1軍で投げること。「毎試合、チームのために戦っていると感じられるから、中継ぎがいいんです」と話す高堀にとって、ぴったりな目標だった。

 この日は星野監督も見守る中、ブルペン入り。秋のテーマには「フォークを磨きたい。スライダーだけだと、1軍では通用しないことが分かりました」と、新たなウイニングショット習得を目指している。星野監督は「ええボール、投げとった。もう少し(体の)前で球を離せたら、もっとよくなる」と期待した。来季の目標達成へ、まずはアピールに成功したようだ。【古川真弥】