日本ハムの栗山英樹監督(51)が12日、侍ジャパンとキューバとの強化試合に参加する佑ちゃんへ“聞き魔のススメ”を説いた。斎藤佑樹投手(24)は今日13日から日本代表チームに合流し、18日まで濃密な5日間を過ごす。この日、都内で行われた第25回「小学館DIMEトレンド大賞」の授賞式に出席した栗山監督は、伸び悩む斎藤に「登板があるかは分からないけど、すべてが学ぶ場になると思うので貪欲になって欲しい」と、積極的に一流選手と会話するようアドバイスした。
「勝てる投手になるには、自分の体とボールをコントロールできることが絶対条件。代表メンバーと何日か一緒にいることで学んで欲しいし、きっかけにして欲しいし、聞いてきて欲しい」。今回のメンバーには同学年の巨人沢村ら若手だけでなく、広島大竹、西武涌井、ソフトバンク大隣ら歴戦の投手もいる。体とボールを自在に操るコツを吸収することでエース級の投手へと“脱皮”を図って欲しいというのが、指揮官の願いだ。
斎藤は2年目の今季、5勝7敗とルーキーイヤーの昨季を下回る成績に終わった。特に6月中旬以降は、引き分けを挟む6連敗で2軍落ち。1日の日本シリーズ第5戦(札幌ドーム)では5番手としてマウンドに上がり、プロ自己最速タイとなる147キロをマークしながら、2回2失点と精彩を欠いた。球の強さが戻ったところで、操る技術がなければ、勝てる投手にはなれない。「ジャパンは技術が横に広がっていく場。特に斎藤にとっては、レベルアップのきっかけになるはず」と栗山監督。侍ジャパンを踏み台にすることを期待した。【中島宙恵】



