マー君道場でエース道を伝授する。楽天田中将大投手(24)が今オフ、高卒1年目の釜田佳直投手(19)を連れて自主トレを計画していることが25日、分かった。今年1月のレンジャーズ・ダルビッシュとの自主トレには22歳の辛島を連れていき、辛島が8勝を挙げるきっかけになった。今オフについて田中は「釜田を連れて行こうと思います」と話しており、年明けから始動する予定だ。
次世代のエースとも言われる釜田に一目置いている。この日、仙台市内で年間シートオーナーイベントに参加。釜田の初完封(8月16日、日本ハム戦で1-0)の話題に触れ「これはすごいと思います。僕はサヨナラ勝ちで1-0はあるけど、1-0のまま試合が進んで、そのプレッシャーの中で完封はすごい」と、ルーキーながら7勝を挙げた能力の高さを認めている。
今季は立場も変化した。先輩の多かったこれまでとは違い、続々と後輩が台頭。「そのときそのときで気付いたことはアドバイスできればいいと思います」と自分の通ってきた経験を伝えていくつもりだ。
面倒見の良さを見せる一方で、厳しさものぞかせた。プロで初めてオフを過ごす釜田に対し「苦しめばいいと思いますよ。それを自分で乗り越えることも大事」と自力での成長も促した。悲願のリーグ初優勝へ。「チームが良くなるようにやっていきたいと思ってます」と全体の活性化も望む。そのために、まずは若手の手助けをする。【斎藤庸裕】



