リベンジ侍だ!!

 巨人村田修一内野手(31)が、WBCでの“仕返し”を誓った。1日、京都市内で55年会の野球教室を開催。子供たちへの熱血指導を終えると表情が一変した。「ケガだけは気をつけたい。最後までグラウンドに立てなかったのは、自分の中では苦い記憶。それを払拭(ふっしょく)できるように全力で戦う」と、話題は自然と侍ジャパンに移り、熱い決意を語った。

 前回大会は開幕戦の中国戦、第2戦の韓国戦で2試合連続アーチを放った。打線の中軸として存在感を示したが、第2ラウンドに右太もも裏の肉離れで負傷交代。そのままチームを離れ、無念の帰国を強いられた。大会2連覇の歓喜の輪に加われなかった悔しさは今でも忘れるはずがない。

 だからこそ、ケガは村田にとって最初の敵になる。今季は巨人でアジアシリーズまで戦い抜き「今年は長い間、野球ができたので、今でも体が動く」と、この日も小学生相手にフルスイングを披露するほど。「早く仕上げるというよりは、この状態を維持するという感じ」と、前回大会とは異なる調整で本番に臨む。ケガに勝ち、世界に勝つ。村田がリベンジの舞台に向かう。【為田聡史】