オリックスT-岡田外野手(24)が、160キロ右腕にプロの洗礼を浴びせる。9日、大阪・門真市内で、ダウン症の子どもによるダンスチーム「ラブジャンクス」の公演にゲスト出演。日本ハム入りを表明した花巻東・大谷翔平投手(3年)について「いきなりメジャーに行くよりも、そっち(国内)の方がいいと思う。プロの厳しさを感じてもらいたい。相手の一番いい球(直球)をたたきたいという気持ちはある」。普段は温厚なT-岡田が、きっぱりと宣言した。

 過去体験した最も速い直球は、ソフトボール北京五輪金メダル右腕・上野由岐子という。「6打席対戦して、前に飛んだのは1回だけ。セカンドフライでした」。野球に置きかえれば、球速170キロともいわれる速球を経験済み。最後は「ねじ伏せられないようにしないと」とジョークを飛ばしたが、やる気十分だ。