ヤクルトのドラフト1位ヤマハ・石山泰稚投手(24=東北福祉大)が7日、埼玉・戸田市の寮に入寮した。2階建ての自室の窓からは、目の前に荒川河川敷が広がる。この日は見えなかったが、天気の良いときは、遠くに富士山が小さく見える。石山は「富士山に誓います。新人王です」とつぶやいた。

 秋田出身で、大学卒業後を静岡で過ごした。「雪がないというだけで、全然違う。暖かいというのが静岡の印象です。練習をする上で、とても大きかった。プロに入れたのも、静岡に行ったことと無関係ではないと思う」と、第2の故郷への感謝を語る。「浜松から、富士山はあまり見えなかったんですよ」とも話すが、新居の窓からの景色は心強いのも事実だ。

 「ここからスタート、新しい野球人生が始まる、そういう楽しみが大きいです」と期待に胸を膨らませた。1年目の抱負を「先発ローテーションに入れるよう、チームに貢献したい。1軍のマウンドに早く入れるように」とも付け加えた。淡々とした口調は、自信に満ちていた。今季の新人の頂点へ。石山の挑戦が始まった。【金子航】