鯉のプリンスが守備でも信頼をつかむ!
広島堂林翔太内野手(21)が8日、マツダスタジアム内での自主トレを公開した。ジョギング、階段ダッシュ、ティー打撃など、約2時間体を動かした。自主トレ、キャンプでの居残り特守を志願。昨年セ・リーグ最多の29失策を記録した男は、「失策王返上」へ意気込みを見せた。
課題は打撃だけではない。守備でも上達したい。昨年29失策を記録した堂林の思いは強かった。
「自主トレでも、守備は課題。やっておかないといけない。(練習が)終わった後にノックを受けたい。1日の締めは誰かに頼んでノックを受けます」
14日からキャンプ地の宮崎・日南に先乗りして東出らと自主トレに励む。キャンプ中でも居残って、守備を鍛え抜くつもりだ。
昨年はチーム唯一の144試合全試合に出場した。150三振を記録した打撃面に課題がある。一方で三塁の守備にも自信を深めた訳ではなかった。29失策で、好調だった投手陣の足を引っ張った思いを引きずって年を越した。解決することで相乗効果がある。
「守備が弱いことは分かっている。よくなれば、打撃にもいい影響が出ると思っている」。守備でつくった快調なリズムを、打撃にも持ち込んで勝負強い打者になることを模索している。
自主トレを共にする東出は、守備面での強化になるようなメニューがあることを強調した。「(グラウンド方向へ打つ)ティー打撃では球拾いを選手でする。そのときに多くのボールを処理することになる」。キャンプ中のときのようにボールを集めてくれるスタッフがいない。球拾いは選手でする。必然的に堂林の守備力向上メニューとなる。キャンプ中も、石井新内野守備走塁コーチからの厳しいノックが待っている。
年末年始は実家のある愛知県内で体を動かした。広島に戻ってきた7日から走り込みを中心とした強化メニューをスタートさせた。現在、84キロ。ベストの体重を維持している。「実家でゆっくり過ごすことができました。いよいよ始まる、という感じです」。野村監督が白紙とした三塁の定位置を、誰もが納得するような攻守での成長を見せつけ、奪取する。【中牟田康】



