ソフトバンク秋山幸二監督(50)が24日、新人合同自主トレを初めて視察した。

 秋山監督は、就任5年目の今年は初めて主将を空席にする。これまでほのめかしていたが「今年はないかな。そこも1年かけて争ってもらいたい。みんなで引っ張ってくれたら」と明言した。過去4年間務めた小久保裕紀氏(野球評論家)は、内川を後継者に“指名”。王球団会長も「一番の懸念は、キャプテンマークをつけ、先頭を切って走ってくれた小久保が引退したこと」と話していたが、指揮官は主将を置かず、個々の自覚を促す方策に出た。