ヤクルトのインフルエンザ対策といえば、やっぱり「ヤクルト」でしょ。衣笠剛球団社長兼オーナー代行(64)は、4番畠山や球団職員にもインフルエンザ感染者が出た現状に「予防接種をしているけど、打っていてもかかるからね」と困惑顔。今日30日には、小川淳司監督(55)ら第1陣が春季キャンプ地・沖縄入りする。「もう、けが人も病人も出したくない」と決意は強い。

 うがい、手洗い、アルコール消毒の推奨は当たり前。それに加え、「ヤクルト400の1日1本以上摂取」を呼びかける。

 ヤクルト飲料に含まれる乳酸菌シロタ株を摂取すれば免疫力が上がり、インフルエンザなどのウイルス感染症予防に有効ともいわれる。「ヤクルト400」は宅配専用商品で、市販のものより約3倍も多い乳酸菌シロタ株を含んでいる。

 昨年のキャンプでも、常に飲めるよう宿舎と球場に常備した。だが今年は「最低1日1本以上飲んでもらうようにします」と選手とスタッフ、球団関係者にさらに徹底させる方針だ。「(ヤクルト400を)切らさないようにする。たくさん飲むよりも継続して飲むことが大事ですね」。ヤクルト飲んで免疫力を高め、腸の中もチームも整える。