楽天は29日、今季2軍戦を東北6県全てで主催すると発表した。6月1日西武戦(山形・鶴岡)同15日DeNA戦(福島・会津若松)、7月27日西武戦(青森)同28日西武戦(青森・八戸)、8月10日日本ハム戦(秋田・横手)同24日巨人戦(宮城・石巻)同25日巨人戦(宮城・南三陸)同31日日本ハム戦(岩手・花巻)、9月1日日本ハム戦(岩手・八幡平)の9試合を予定している。

 同一シーズンに6県全てで主催するのは06年以来2度目。昨年末に地域密着を目指してスタートした「東北ろっけん活動」の一環で、会津若松、八戸、八幡平では初主催となる。石巻では石巻市民球場を用いるが、同球場は東日本大震災後に自衛隊宿営地となったため使用できなくなっていた。大リーグの支援などで全面人工芝に改修。今春から高校野球で使用され、プロの試合も復活する。