ノーモア・マートン騒動!
阪神中村勝広GM(63)が29日、新外国人ブルックス・コンラッド内野手(33=レイズ)とマット・マートン外野手(31)を食事に招待したと明かした。前日28日、ステーキハウス「歓迎会」を開催した。昨季はマートンと首脳陣が衝突する場面があったが、積極的なコミニュケーション術で内紛の心配はご無用だ。
中村GMは前日28日、ステーキハウスでコンラッド、マートンの“歓迎会”を開催していた。アメリカ人の口に合うように配慮し、家族の話、野球の話に花を咲かせたようだ。
「評判通り?
まあ、そうだね。いろいろ話はしましたよ。(チームの)邪魔になることはないんじゃないかな」
控えめな表現ながら、コンラッドの印象をこう語った。来日前から「ファイター」と評していた性格はそのままだったという。さらに、同GMの目には協調性もあると映ったようだ。
虎にとって昨季は苦い教訓がある。打撃不振のマートンがシーズン半ばに制御不能の状態に陥ってしまったのだ。6月に本塁への緩慢な返球に問われると「アイ、ドント、ライク、ノウミ(能見)サン」とコメントして騒動になった。また8月のヤクルト戦では集中力を欠き、試合後のミーティングで注意された関川コーチに逆ギレ。そのまま2軍落ちした。
中村GMはオリックス時代にも、外国人選手と頻繁に食事の機会を設けたという。異国の慣れない環境だからこそ、精神的なケアが重要だということ。沖縄では外国人投手との食事会も計画しているという。
気持ちよく飲んだ?
中村GMに対して、コンラッドはビール2杯で打ち止め。マートンに至ってはアルコールを口にしなかったという。昨季は騒動の主役になってしまったM砲も今年は早期来日、減量成功とキャンプ前から意欲に満ちている。コンラッドも27日に来日し、翌28日に施設見学するなどやる気満々だ。
「いよいよ、ベールを脱ぐんだな」
中村GMは優等生助っ人のお披露目が待ち切れない様子だった。【鈴木忠平】



