守道竜の新4番はルナだ。新外国人エクトル・ルナ内野手(33=フィリーズ)が22日、韓国KIA戦に4番DHで対外試合初出場。適時打を含む2打席2安打の10割デビューを飾った。高木監督はえびす顔で「和田との兼ね合いだけど4番でいいんじゃないの」と一発合格を明言だ。
初回に大島、藤井が連打も、3番高橋周の併殺打でチャンスがついえたかに思えた2死三塁。ルナが韓国36勝の左腕、梁玹種(ヤン・ヒョンジョン=24)の初球真っすぐをとらえ、三遊間を破った。来日初打席、初スイングであいさつ代わりのタイムリー。「4番でも9番でも僕の名前がスタメンにあれば結果を残す自信はある」と胸を張った。
4回の第2打席は2球で追い込まれた。だがボール球を見極め、ファウルで粘って6球目の真っすぐを中前へ運んだ。阪神嶋田章スコアラーは「選球眼もいい。対応力があり率を残せそう」と克明にメモ。巨人森中スコアラーは「しっかり見ていかないといけない選手」と警戒感を強めた。
ブランコのような派手さはない。だが高木監督は「予想通り。ホームラン打者とはいかんけど追い込まれても当てられる」とぞっこんだ。昨年12月にドミニカ共和国のウインターリーグでMVPに輝いた新4番は、勝負強いアベレージ型。守備は三塁固定の方針で、森野の右翼コンバートプランも現実味を帯びそうだ。
「500打席あれば本塁打だって20本は打てる。DHより打って守っての方が燃えるし、どんどん結果を出していくよ」。ステーキとチャーハンとすしにはまっている背番号0は、特にサーモンとエビのすしがマイブーム。今日23日のオープン戦開幕はロッテ相手に大暴れする。【松井清員】



