日本ハム投手陣が27日、ジョニー魂を注入された。ランチ後の武田勝や吉川、野手の練習メニューを終えた大谷らが次々とブルペン脇にある投手陣のロッカー代わりのプレハブ小屋へ消えていった。この日の練習メニュー表にあった“おはなしかいをしよう”に参加するためだ。自由参加だったが外国人を除く全員が出席。島崎毅(45)、黒木知宏(39)両投手コーチに阿井英二郎ヘッドコーチ(48)も加わってプレハブミーティングが行われた。

 座談会形式だったが、黒木投手コーチが一番熱かった。「キャンプイン前の課題を消化できたか。できていないのなら、次の1カ月の間にやっていきましょうということ」。今日28日に打ち上げる沖縄・名護キャンプの総括や昨年まで評論家として外から見てきた印象も伝えたという。参加した矢貫は「普段、そういうことを聞ける機会があまりないので、良かった」と話すなど、選手にも好評。これから開幕1軍へ向けたサバイバルが激化する投手陣の士気が一気に高まった。