中日の新外国人バーゲセン・ブラッドリー投手(27=ダイヤモンドバックス)が「先発テスト」に合格した。8日の教育リーグ阪神戦(鳴尾浜)に先発し、4回2安打無失点に抑えた。1軍担当の近藤投手コーチが見守る中、先発の適性を証明。開幕1軍の構想外となったカブレラの代役を期待された変則右腕が、吉見、山本昌、山内、中田賢に次ぐ第5の男になった。

 ナゴヤ球場で結果を伝え聞いた今中投手コーチは「結果が出たんなら次を考えるんじゃないか」と話した。来週の関東遠征で先発登板する見込みだ。これまでブラッドリーは「どこで投げるかは監督が決めること。でも、自分の第1希望は先発」と話していたが、開幕ローテを任される可能性が高まった。