<オープン戦:中日1-5オリックス>◇20日◇ナゴヤドーム
守道竜が85年以来、28年ぶりとなるオープン戦8連敗を喫した。初先発の新外国人ブラッドリー・バーゲセン投手(27=ダイヤモンドバックス)が4回4失点、2番手朝倉も2回2/3を6安打1失点と、開幕ローテーション候補の2人がダブル沈没。攻撃も6回に和田の中前適時打による1点だけで、チーム安打数はわずか3本と元気がない。
高木守道監督(71)は「朝倉を先発にせなアカンのかね?
うちはそんな投手スタッフか?」と報道陣に逆質問するほどカンカン。ローテーションが確定しているメンバーのなかで安定しているのは開幕投手の吉見だけ。インフルエンザで離脱し、17日に復帰したばかりのベテラン山本昌に「開幕3つは無理だけど、そのあとの3つ(阪神戦)でいける」とすがるほど。屈指の層の厚さを誇った投手王国が、それだけ苦しんでいる。
ブランコの後釜として期待していた新外国人エクトル・ルナ(33=フィリーズ)も不満の種のようだ。「4番のバッティングしてくれんもん。和田が4番だろ」とここに来て方針転換を打ち出した。キャンプから4番候補に期待していた大砲は打率3割6厘ながら、いまだ長打は二塁打1本。ついにこの日は3番に据えた。
唯一の光はWBCで大活躍した井端のチーム復帰で「5番で考えとる。あれだけ頑張った選手が来たら、多少はピリッとするんやない?」と救世主扱い。このままオープン戦で12球団最下位に沈めば、こちらも85年以来となる。【桝井聡】
◆中日の開幕ローテーション
開幕投手の吉見は万全で2戦目大野、3戦目山内までは確定的。2カード目の阪神との初戦に内定していた中田賢がオープン戦2戦連続で大量失点し、高木監督は白紙を明言。この日もブラッドリーと朝倉が信頼を失った。



