パ・リーグ最下位に沈む日本ハムが、先発ローテーションの大幅再編で反攻に臨む。今日27日からのゴールデンウイークで、登板順の入れ替えを敢行。3連戦の初戦を重要視する戦略へシフトチェンジする。好調のウルフ、吉川の2人をカード初戦に配置し、大型連勝をもくろむ。26日の福岡から札幌への移動日で52歳の誕生日を迎えた栗山英樹監督は「戦うイメージができている」と力を込めた。

 上位迎撃の態勢を整えた。開幕戦で左ふくらはぎ筋挫傷の武田勝が復帰することで、大胆に動いた。これまでの順なら中村-ウルフだったが、今日27日からのオリックス3連戦(札幌ドーム)はウルフ-武田勝-中村へ変更。次カード5月1日からの楽天3連戦(Kスタ宮城)は吉川-木佐貫と、現状の先発5人の並びは確定したもようだ。栗山監督は「信じていく」と確信の手で、大勝負を打つ。