今日1日の楽天戦(Kスタ宮城)で先発する日本ハム吉川光夫投手(25)が、今年初の同期対決へ向けて静かに闘志を燃やした。相手先発は、同じく高卒で入団した同学年の田中将大投手(24)。4月30日、チームとともに空路、仙台入りした吉川は「チームが勝ってこそなので…。先取点を与えないようにしたいと思います」と、淡々と話した。

 10年8月に1度だけ対戦がある。昨季、リーグトップの防御率を誇りブレークしたMVP左腕も、当時は1軍と2軍を行ったり来たり。1失点完投した田中に対し、吉川は3回途中でノックアウトされた。あれから3年。球界屈指のライバルと堂々渡り合う力が、今の吉川には備わっている。

 チームは11年から田中に6連敗中。投手戦は避けられない。「味方が点を取るまで我慢して投げたい」。辛抱強く、自身4連勝を狙う。