<オリックス2-6ロッテ>◇2日◇京セラドーム大阪

 オリックスが負の連鎖から抜け出せない。先発の東野が課題の制球難を克服できず、4安打3四球で3失点。移籍後最短となる3回途中で降板した。「前回と同じような内容になってしまい、申し訳ないということしかない」。3戦連続で5回もたずにKO。借金は今季最多の「5」に膨らんだ。森脇浩司監督(52)は「勝ちが遠い。先発がゲームを作るのが、勝つための最低条件だから」と厳しい表情を見せた。東野の2軍降格は確実となった。

 カンフル剤の効果はなかった。前日1日は今季初の完封負け。森脇監督ら1軍首脳陣は日付が変わるまで、球場内にこもった。そこで出た結論は、「5対5」という大型の1、2軍入れ替えだった。「負けたから、どうこうではないが、競争原理が働くし、うちのチームは変化が必要。いろいろなタイミングで、ここまで(人数が)膨らんだ」と指揮官は説明した。昇格組には、新戦力のロッティーノ、平野がいた。レギュラー組をおびやかす存在で、チームの活性化を図った。

 完敗の中での収穫は、新外国人のひと振りにあった。5番指名打者で初出場のロッティーノが4回に左中間席へ1号ソロを放った。森脇監督は「いいモノが出た。(チームは)必ず浮上する。今は踏ん張りどころだ」と前を向いた。勝率5割のラインから、これ以上離れるわけにはいかない。流れを変える勝利がほしいところだ。【田口真一郎】