横浜(神奈川)のドラフト上位候補、最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)の“大怪物”を目指す夏の戦いが始まった。昨夏の王者・沖縄尚学と1回戦で激突。相手のエース、末吉良丞投手(3年)との投げ合いに1歩も引かず。球場表示で最速154キロの速球にキレのある変化球を自在に操り、8回2/3を投げ6安打2失点で12奪三振。「負けない投球」で圧倒した。松坂大輔(元西武)を擁した98年以来28年ぶりとなる夏の全国制覇へ好発進した。

   ◇   ◇   ◇

甲子園球場のスタンドには日米スカウト陣が集結し、9回途中2失点で初戦突破に導いた横浜エース織田翔希投手(3年)の投球にくぎ付けになった。NPB全12球団はもちろん、多くが幹部を引き連れて参戦。ドジャース、ヤンキース、レンジャーズ、メッツのMLB4球団の姿が見られ、世代NO・1投手の呼び声が高い織田への関心度の高さがうかがえた。

投球内容についても申し分なく、大渕隆日本ハムスカウト部長は「まとまりがよくなってきた。とくに変化球がよく、たまに真っすぐがくる。高校生の打者はキツいでしょう。全開で放っていないところがニクい。余力をもって、次の手、次の手を持ちながら投げている」とうなった。海外のスカウトからも熱視線を浴び、メッツのジェームズ・カン国際スカウト部長は「日本の高校年代の選手ではトップの選手であることは間違いないが、特に身体能力の高さはアメリカの同世代の選手たちと引けを取らない」とポテンシャルの高さに驚いた。

【甲子園】天理-福山 横浜が沖縄尚学に7-2で快勝 高川学園が16強一番乗り/詳細