日本ハム大谷翔平投手(18)が投手デビューを飾った23日ヤクルト戦(札幌ドーム)のテレビ中継の平均視聴率が、今季の日本ハム戦で最高となる28・7%(瞬間最高視聴率は33・8%)を記録した。

 占拠率は42・3%(いずれもビデオリサーチ社調べ)にのぼり、この時間帯にテレビを視聴していた世帯の半数近くが日本ハム戦を見ていたということになる。

 中継を担当した北海道文化放送(uhb)の関係者は「チーム状況を反映してか、今季は視聴率25%を超える試合がほとんどない中で、大健闘と言えます。それだけ“投手・大谷”の注目度が高かったということでしょう」と話す。18歳の豪腕は、視聴率下落傾向にあったプロ野球中継の救世主となれそうだ。