<阪神3-1ロッテ>◇8日◇甲子園
21日ぶりに連敗を喫したロッテ伊東勤監督(50)は、怒りの矛先を審判へ向けた。1-2で迎えた6回1死満塁で、阪神藤井彰が二ゴロを放った場面。二-遊-一の併殺かと思われたが、微妙なタイミングで一塁の判定がセーフとなって2点差となった。試合後、同監督は「完全にダブルプレー。明らかな誤審にはペナルティーを科さないといけない」と怒りを爆発させた。
仮に併殺が完成して無失点なら“逆転のロッテ”といわれる終盤勝負へ持ち込めた。能見とのエース対決では1点の重みが違う。伊東監督は「アウト、セーフの判定はいくら言っても覆らないから」と、直後にはベンチから出なかったが、試合後は「1つのジャッジで締まった試合がしらける」と流れを左右した判定に納得がいかなかった。
選手も不満だった。二ゴロを処理した根元は「余裕でアウト。(打者走者の)藤井さんもアウトと言ってた」と証言。選手は抗議を意味するジェスチャーで訴えたが、覆るはずもない。苦手の阪神戦はこれで6連敗(3分け含む)。今日9日に藤浪との対戦を前に、伊東監督は「明日はルーキーになめられないように」と切り替えを強調した。後味の悪い敗戦を引きずるわけにはいかない。【柴田猛夫】




